丸石の自転車ケープベルト シティ(2022)を購入したので深堀りしてみる
2022年1月購入。2022年モデル。
27インチ 内装三段変速 重量22kg
価格はメーカー希望小売価格で税込¥75,680(27インチ)
ブリヂストン アルベルトからの乗り換え。
メーカーの紹介ページからはざっくりとしたことしか分からず、
各部をアップした写真には明らかに違う車種の物が使われていたりして
とにかく現物をちゃんと見ないことには詳細がわからない。
アルベルトは過去に所有して、良い物だと知っていたので
今回は好奇心を優先してこれを選んだ。
厳密には丸石のフラッグシップモデルにはシャフトドライブを装備した
ホットニュースがあるが、ベルト仕様で全部盛りなのがこのケープになる。
色々撮ってきたので細かく見ていく。
フロントバスケットを正面から見ると丸石のシールが盛大にずれている。
貼った人、めちゃめちゃ忙しかったのかな。
底には小物がこぼれ落ちにくいようメッシュが貼られている。
目を引くのは6本の固定ネジで、下から見るとなかなか壮観。
ステーが3つあるが、中央のものだけなぜか素材が違う。
アルミのデュアルピボットブレーキ。
効きは割とかっちりしている。
ライトはYSD・LED 2灯ピッカル。底面にON/AUTOの切替スイッチを備える。
ハンドルロックは後ろの馬蹄錠とキーを共有する。
・・・撮影のついでに15kmほど走って気が付いたら
バスケットを留めているナットのキャップがひとつ外れていた。
樹脂製のキャップがそこらじゅうにはめてあるが、何かしら対策を講じなければ
早晩全部外れてしまうだろう。
購入時に付いていたグリップシフターは外してお店で交換してもらった。
ギアレシオはアルベルトの5速よりも低速寄りで貧脚にやさしい。
グリップはOGKのものがついている。可もなく不可もない。
シフターを交換して右グリップの長さが足りなくなったのでそのうち交換する。
ブレーキレバーはリターンスプリング付きでアルミ製のしっかりしたものが付いている。
前輪後輪はステンレスのリムとステンレスのホイール、ステンレスのスポーク。
タイヤはSHINKOのDEMING27。
フレームとフロントフォークは鉄。ラグ部も磁性を持つ。
ケーブル類は内装ではなくダウンチューブの下を這わすもので
シートポストクランクを後ろ三角との合流部が兼ねるオーソドックスな構造。
サドルはJUSTEK製。型番不明。
座面が凹んだ、あまり見ない形をしているがこれが意外にも乗り心地が良い。
調べたところ中国のメーカーのようだが同じものは見当たらないので
丸石のセミオーダー品なのかもしれない。
シートポストは25.4φの250mmで材質はSUS201。
漕ぎやすいように持ち上げたらライン越えしたので長いものに交換したい。
チェーンガードは鉄。クランクは(多分)アルミ製。
クランクはSRサンツアーだそうだが同じものは見つからなかった。
ペダルはキャプテンスタッグのY-2642。回すとゴリゴリする。
メーカーの公式ページではカートリッジBBの使用を謳っており、
この自転車の隠れたドヤポイント。ただしシェル幅やらなんやら、
具体的にどれが適合するのかはバラしてみないことには何もわからない。
後ろはディンプルキーをハンドルロックと共用する馬蹄錠で、前後の連動はない。
クラス27のステンレス製リアキャリアと両立スタンドを標準装備。あさひ製。
チャイルドシート取り付け可能で、バスケットを付ければ買い物が捗る。
前輪と同じくステンレス製のフェンダーにソーラー充電式のリフレクター。
このフェンダーは走行中に路面の振動を拾い、色んな部品に当たって音を出す。
特に前はフォークにガンガン当たるようで放っておけば塗膜が削れ落ちるだろう。
シリコンシートか何かを貼って挟むなど何らかの対策を講じる必要がある。
※帰宅後確認したら前も後ろも既に削れてた。
リアハブはシマノのインター3。
ベルトドライブをインストールするため切れ目が設けてある。
パーツについてはざっくりこんなかんじ。
アルベルトのようにクランクに遊星ギアのようなメカが仕込まれていないので
ダイレクト感があって乗り味は良い。
ただし車体重量以上に何かを引きずって走ってるような印象を受ける。
アルベルトの時も思ったが、こうした鉄馬を乗りこなす人の脚力はすごい。